●とにかく多才! 毛利秀元

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●とにかく多才、毛利秀元。
・毛利秀元を追い、下関に到着です!
1下関駅のふぐ
 下関のふぐたち、私の訪問をめっちゃ歓迎してくれるやん。下関大好き!!(ちょろい)

・チャリで来た
2レンタル自転車
 下関は2km圏内に行きたい場所があるので、レンタル自転車で回りました。微妙な坂道に太腿が辛い…笑。でも帰りはスイスイなので徒歩よりは断然早いです。サイクリング気分、そして地元民気分で自転車乗り倒してやりましたよ!


・まずはここ、下関歴史博物館
3下関市立歴史博物館

 毛利&関ヶ原って私のために企画されてない!?と勘違いするくらい興味あるテーマで、関ヶ原前の毛利家で一体何が起こっていたのか、国割が難航し二転三転するうち、じわりと暗雲立ち込めていく様が書状から伺えます。

6長府藩初代藩主毛利秀元生誕440年記念特別展『関ヶ原ー天下分け目と毛利氏の戦い』

 入ってすぐ目に留まったのは毛利秀元の座像でした。
 まるで生きているかのように瞳がうるうると輝いていて、小さな像に圧倒されてしまいます。屈んで目を合わせてみたら、心の中全てを見透かされたような気分になりました。あ~~わかる…秀元ってきっとそういう所あったと思う……。

 恵瓊座像も素晴らしかったです。
 こちらはしゃがんでも目が合わないんです。ふわりと微笑みを湛えるその姿に威圧感は全くありません。ただそこにいるだけで空気が落ち着いてくるような、ありがたいような不思議な感覚です。無常でもなく常住でもない、そんな感じ……。

 書状の展示も「これ見たかったやつ!」って終始興奮したし、毛利孫世代好きな方は必見です。このテーマに興味ある方は多くいらっしゃると思うんで、仮に行けなくても、売り切れ前に図録だけでも手に入れた方が良いです!

 私は、輝元に対して一歩も引かない秀元の粘り腰、そこから伺える芯の強さと気の強さが好きです。
 そして家康と通じていた疑惑のアレ……。本人は否定しているものの、根回ししてたんじゃないの?って思っちゃってます笑
 そう思われるの不本意かもだけどほんとごめん!
 若い頃から神がかり的に立ち回り上手かったんじゃないかなーって、時の権力者キラー、そんな秀元であったらいいなって。すいません、ただの願望ですね笑

 こちらは撮影OKの常設展です。
4元就書状写
 て、輝ちゃぁー!頑張るんだよ!

5元就頭巾,
 元就公の頭巾ですって! どんな匂いするんだろうなぁ😤

 毛利の家紋。
27毛利家の家紋
 秀元の長府毛利家は星の上の棒が直線的です。5つも家紋あるんだー。


・功山寺
 長府毛利家菩提寺、功山寺山門。
7功山寺山門
 か、かっけぇ…。

 長府藩主となった秀元は、長福寺(功山寺)の荒廃をみて大修理を行ったのだそうです。
 こちらのお寺には、秀元関連では功山寺文書 毛利秀元寄進状、没後間もなくに描かれた毛利秀元肖像画など残されているようです。

 国宝の仏殿。
11功山寺仏殿
柱上部に「此堂元応2年(1320年)卯月5日柱立」の墨書があり、わが国最古のものです。鎌倉時代の重厚感がすっごい!

 長府毛利家墓所です。
10功山寺毛利家墓所
 拝観できないようで私が行った時は門が閉められていましたが、扉に穴があり、少しだけ中の様子を伺う事ができました。

9功山寺の墓所説明
 泉岳寺は行こうと思えば山口よりずっと気軽に行ける場所ですが、お寺さんは信仰・修行の場という空気を強く感じるため、ホイホイ伺うのも気が引けてしまいます。公開されてるのでしょうか…?

28功山寺高杉晋作像
 こちらで挙兵した高杉晋作の像です。これはかっこいい!!
 このお寺は数々の歴史舞台となりました。

8功山寺大内義長の墓
 大内義長はここ功山寺で自害したのだそうです。彼のものとされるお墓へお参りさせていただきました。

 こちらでは売店でお守りなど頂くこともできます。


・長府毛利邸(秀元の銅像)
12長府毛利邸
 長府毛利邸に到着しました!

15長府毛利邸2
 右に見えるのが、2016年できたてホヤホヤの毛利秀元像です。これを見たかったんだ~!

 こちらの銅像は肖像画に似てイケメンで、そして威厳があり、束帯姿は秀元の高貴で風雅なやり手イメージにぴったりだと思いました。渋くてかっこいい…!
13毛利秀元公像2@0,9x
 揮毫がなんと安倍晋三首相となっております。秀元に関しては、地元でも知名度がないと思われている様子なので、総理のこうした活動を知ると嬉しくなる感じがしますね。

 鬼瓦が長府毛利!
14長府毛利邸鬼瓦


・忌宮神社
 この神社には、尊氏や秀吉も参拝したとの事!
22忌宮神社
 こちらの宝物庫は空いてませんでしたが、見たいと言ったらわざわざ開けてくださって、「今準備中だからあまり展示品ないですよ」と言われたのに、秀元の能管とか見れる~!!と大興奮して拝観料ちょっと奮発したら、やっぱ能管は出てなくて悲しみに暮れました笑 
 でもとっても親切にして頂いて嬉しかったです。でっかいお面や能面がありました。見終わった事を伝え、神社を後にしました。

21忌宮神社
 秀元はお能の名手でもあったようで、その舞のあまりの見事さに、能にのめり込み過ぎないかと秀吉が心配した話があるのだそうです。

 秀吉の心配の仕方がちょっと面白いというか、秀元ちゃんどんだけ上手かったんだろ!?
 たしか秀吉公もお能が大層お好きで自ら舞ったと聞いた事がある気がします。その秀吉公をして、「これはただ事ではない」と思わせるものがあったのでしょう。まったく大したものです。秀吉公に可愛がられ目をかけられていたのだろうな~ってのも伺える気がします。

 何をやらせても一流にこなしてしまう多才な人、それが毛利秀元公なのです!


・串崎城跡(関見台公園)
 秀元公のお城、串崎城へ向かいます。
 こちらのお城は一国一城令により破却されてしまいましたが、途中の道に櫛崎城石垣が残っていました!
17櫛崎城石垣
 この上に建ってるのは普通の住宅なのかな…? す、すごない!? 私も立派な石垣の上におうち建てたい……。

20串崎城入り口
 階段が多くて登るの大変ですよ…!

20串崎城へ向かう
 私はここら辺で、お爺さんに追い抜かれました。

19 串崎城天守台目前

 一番上まで登ったようです。やったぜ!
16 串崎城案内板
 「幕末には関見台台場と城山台場の二つの砲台が築造されて攘夷に備えました。しかしながら、元治元年(1864)の下関戦争で真っ先に砲撃を受け、またたく間に破壊されています」との事。うぅ、この文章から受ける切なさがすごい。

 秀元は三ノ丸(高校のある辺り)に館を構え藩政を行っていたのだそうで、看板の左の写真でいうと、広い空き地部分が高校のグラウンドに当たります。

 天守台から、いいながめ!
18串崎城の鯨館?
 お気づきでしょうか? 写真左に鯨が居て、お尻に入口があるんです。

 山の上に鯨がいたというのに、階段登るのに疲れ果てスルーしてました。帰りも自転車だし秀元に関係ない事に体力使えない…(省エネモード)。でも帰ってから写真見たらやっぱすごい気になるわけです笑

 この鯨は2000年まで存在した下関市立水族館の鯨館という施設で、中には鯨に纏わる展示があり、地域の方に長い間親しまれたそうです。残して貰えて良かったねぇ~🐋よしよし。下関はくじらの街でもありましたもんね!

 下関市立博物館にあった串崎城の模型とパネルです。
20串崎城模型

 神社の方(北ノ丸)までお城の敷地だった事が分かります。
20串崎城縄張
 ちなみに、上の図の「天守」の下、ぴょこっと細く突き出してる部分に鯨が居ましたよ。関門海峡を通る船からもこの鯨が見えているかもしれませんね。


 (現在の串崎城周辺の地図)
 今は天守の西が埋め立てられてるんですね。昔はぐるっと海だった。


・豊功神社
 こちらは串崎城北側にある豊功神社です。
26豊功神社
 御祭神は応神天皇、武内宿祢、大国主命、穂井田元清、毛利秀元をはじめ歴代長府藩主となっています。

豊功神社手水舎
 竜神様の蛇口。

 境内から見る海があんまりにも綺麗で……
24豊功神社眺望
 秀元がこんなにも美しい地で神様になっていた、そう知った時、胸に熱いものがこみ上げてきました。清らかな鐘の音と、風光明媚なこの景色が私を感傷的にさせるのでしょうか……。

豊功神社眺望1
 海の色が綺麗すぎる…。

 頂いたペーパーに目を通すと、天保5年(1834年)、毛利秀元の霊祠に豊功大明神の称号が許されたとあります。豊功大明神は文武両道の神様だそうです。

 文武両道…それな!!

豊功神社ふぐの石碑
 草むらの方にひっそり置かれてました。歌もふぐの絵も可愛い。

25豊功神社にわとり
 ふっくらと綺麗な鶏もいました。こちらの鶏は大人しく人馴れしているようです。逃げないし威嚇もしてこない…やだ可愛い。

23豊功神社の秀元
 矢印の所には秀元肖像画を彫り込んだピカピカな石版があります(私の映り込みが激しくて小さい写真になってしまいました…)。
 秀元公をめっちゃ感じる事ができますね~。

 こちらには秀元関連品を収蔵する宝物館があります。拝観したい方は事前にお問い合わせを。
 本日は展示で小倉へ行っているので、小倉行きを決意します。小倉城は岩国城と同じ「唐造」のお城という事でずっと気になってたんですが、こんな事でもなければ足を運ぶ事もなかったと断言できるので、これはきっと神の思し召しかも!


・小倉城庭園
小倉城庭園入口
 小倉城は秀元関連施設ではありませんが、秀元特集??って思うほど茶人秀元ざんまいの大興奮一大スペクタクル展示でした。ただ、残念なことに図録等は作られていません。

覗いてみたい!となりの茶の湯展
 はぁぁ…秀元プロデュースで家光様たちと伝説のお茶会in品川した時の茶釜&茶杓…。
 そして若い秀元が海外の職人に作られせたお茶碗…。その文字ってうちらが旅行先で記念品買うみたいなもん…? 秀元ちゃんのセンスかわゆ…笑

小倉城庭園
 茶器のみならずパネル展示も、秀元の茶の湯に関する年表とか師弟関係とかあって「あ~これ求めてた情報!」って感じで最高だったのにメモの類も持ち合わせてなかったので、この短時間で頭に叩き込むなんて無理…と思い、職員の方に「パネル撮影もダメですか?」と食い下がってみたものの、やっぱり駄目でした🤣

 「パネルだけでも…」と仰る方は結構いらっしゃるのだそうで笑。本当にもったいなさ過ぎる一期一会です。地元だと講座とかあるみたいなのでもっと深く知れるんだろうなぁ、羨ましい…!

 秀元公を存分に堪能した、充実の下関&小倉旅となりました🤗

次のメニューは…
小倉城、細川忠興。福岡下関のイチオシと旅まとめ

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